身体の症状別の説明
◇首の痛み
例 寝違え
ソファーで寝てしまうなどして、首の筋肉が伸ばされ続けることで異常に緊張してしまい、
首を動かすときに痛みが発生するもの。
首に連動する腕・胸・背中の筋肉から硬まっている場合もある。
〇施術の一つとして
患部が炎症を起こしている時は、患部を冷やし、さらに関連する筋肉を緩ませて緊張をとる事で
痛みを取り除いていきます。症状が強い場合はテーピングなどで患部を補助し、回復させます。
◇肘の痛み
例 テニス肘
テニスのバックハンド動作に多く、他にも手首を外側に回す動きなどの使いすぎで
痛みがでるもの。肘の外側に痛みが走る。(肘の内側の痛みはゴルフ肘ともいわれる)
〇施術の一つとして
使いすぎが原因になる事が多いため、できるだけ安静にし休ませます。
手はどうしても使ってしまうのでテーピングやサポーター併用することもあります。
同時に手首や肩、前腕、上腕の硬さをとり患部にかかる負荷を減らします。
患部は電気治療器などで痛みを軽減させます。
◇肩の痛み
例 五十肩
腕が肩より上に挙がらない、前からは上がるが横から上げると痛みが出る、
頭の後ろに手がいかない、エプロンのひもが後ろで結べない、など。
〇施術の一つとして
肩は自由度が高く色々な筋肉で動いているためどの筋肉が痛み、
関節が影響しているかを検査していきます。
姿勢や関節の位置、石灰性の影響なども調べていきます。
痛みが強い場合はテーピングなどで筋肉の緊張を緩めながら患部に関連する筋肉を緩めていきます。
◇腰の痛み
例 ぎっくり腰
負荷の大きい急な動きや捻り、限界以上に筋肉が伸ばされた時に痛みがでるもの。
重症の場合は筋肉が損傷(肉離れ)し回復に時間がかかる。
〇施術の一つとして
患部が炎症がある場合は冷やし、(症状が強い場合はコルセットやテーピングを併用します)
腰は体の中心にあり歩くだけでも痛みが出やすい為、
痛みの出る動きに影響している筋肉を調べ施術していきます。
例えば、前かがみで痛む時は背中の硬さや下肢の張りが強い場合が多く、
後ろにそらす場合は体の前面、股関節などの影響が強い事が多い。
◇膝の痛み
例 変形性膝関節症
加齢により筋力バランスが崩れ膝の外側の強い筋肉に引っ張られることでO脚になり
内側の骨が接触し膝の内側に痛みが起こる。そのままにすると骨が変形していく。
〇施術の一つとして
外側の強い筋肉の緊張を取りO脚のバランスを正常に戻していきます。
患部や関節内に強い痛みがある場合は深く入る電気治療器などを
使いながら痛みを抑えます。
同時に内側の筋力を鍛えることで負荷を減らしバランスを整えます。
痛みが強く自力で運動ができない場合は筋力を強化する電気治療器などを使い
徐々に筋力強化していきます。
◇足首の痛み
例 足首の捻挫
足首が過度に捻じれてしまい筋肉や靭帯を損傷してしまうもの。
痛みで歩く事も困難になる。
〇施術の一つとして
まずは筋肉や靭帯に腫れや熱が出ている患部を冷やし、圧迫・固定する事で腫れを軽減します。
(損傷のレベルによって包帯、テーピング、サポーターを使っていきます。)
日常のクセにより足首の形が崩れていることがあるため再発しないように
足底から足首~までバランスを整えていきます。
症状が強い場合はテーピングやインソールなどを使います。
◇骨折
基本的には固定ですが、当院では治癒を早める事の出来る
特殊な超音波(LIPS)を患部にあてて回復を促進させます。
電気的な刺激は全くありません。寝ながらかける事ができます。
連日、超音波をかけることで
20~30%程早く回復させる効果が期待できます。